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ソフトバンク、フィーチャーフォン2機種を発表

 ソフトバンクモバイルは、フィーチャーフォン(従来型の携帯電話)2機種を発表した。パナソニック製の「COLOR LIFE 5 WATERPROOF」は5月29日、ZTE製の「かんたん携帯8」は6月以降に発売される。

COLOR LIFE 5 WATERPROOF
かんたん携帯8

COLOR LIFE 5

 「COLOR LIFE 5」は、大きな文字サイズやマルチワンタッチボタンを用意した折りたたみ型の3G携帯電話。2014年1月に発売された「COLOR LIFE 4 301P」の後継モデルで、前モデル「COLOR LIFE 4 301P」とのハードウェアの違いは、マルチワンタッチボタン、サブディスプレイ、照度センサーの搭載など。製造はパナソニック モバイルコミュニケーションズ。メールや音声通話が中心のユーザーや、フィーチャーフォンのボリュームゾーンという40代以上の男女をターゲットに、文字の大型化やマルチワンタッチボタンを装備した。

 文字サイズは従来の60ドットの「特大」をさらに大きくしたものとして、72ドットの「超大」を追加。時計として利用されることが多いというサブディスプレイを新たに搭載し、文字も大きく表示されるようにした。

 テンキーの下に「I」「II」「III」という3つのマルチワンタッチボタンを装備し、初期設定では電話帳、電卓、アラームが登録されている。メール作成、赤外線受信など割り当てる機能を変更できる。

 Bluetoothや法人向けの「法人パック」に対応。子供に持たせる際に利用する機能として、「ブラウザアクセスロック」に加えて、新たに、電話帳に登録されているユーザー以外とは連絡できない「電話・メールロック」も可能になった。

 ディスプレイは3.4インチのフルワイドVGA(854×480ドット)液晶。サブディスプレイは0.9インチ、128×36ドット。メインカメラは510万画素。ワンセグ、Bluetooth、赤外線通信、緊急速報メール、災害用音声お届サービス、防水、防塵に対応する。おサイフケータイは非対応。データフォルダは700MB、最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。3Gの対応周波数帯は2.1GHz、900MHz。GSMは900、1.8GHz、1.9GHz。

 バッテリー容量は800mAh。連続待受時間は3Gで約600時間、GSMで約330時間。連続通話時間は3Gで約220分、GSMで約220分。大きさは約51×112×18mmで、重さは約123g。ボディカラーはブラック、ゴールド、ホワイト、ライトピンク、ラベンダー、デニムブルー、レッド、シルバーの8色。

かんたん携帯8

 「かんたん携帯8」は、使いやすさや長時間の駆動を重視した、シニア向けのZTE製の折りたたみ型3G携帯電話。テンキーの上部にあるワンタッチボタンは1つ増えて5個になったほか、画面上でワンタッチボタンの内容を表示する連動機能も5個のワンタッチボタンに対応した。

 サブ液晶はサイズが1.28インチから1.4インチに拡大、カラー表示になった。電池容量が前モデルの770mAhから1100mAhに拡大され、電池持ちは1週間とうたう。文字表示は4.3mmと大きく表示することが可能。テンキー部分のボタンは凸量を確保しながらひらがな表示も大きくなった。防水や防犯ブザーに対応する。

 ディスプレイは2.8インチ、400×240ドット(WQVGA)のTFT液晶。サブディスプレイは1.4インチ。メインカメラは500万画素。GPS、緊急速報メールをサポートする。データフォルダは80MB、最大32GBまでのmicroSDHCカードを利用できる。3Gの対応周波数帯は2.1GHz、900MHz。GSMは900MHz、1.8GHz、1.9GHz。

 バッテリー容量は1100mAh。連続待受時間は3Gで約570時間、GSMで約410時間。連続通話時間は3Gで約350分、GSMで約320分。大きさは約52×109×19.8mmで、重さは約130g。ボディカラーはフォーマルゴールド、ワインレッド、ダークブルーの3色。

太田 亮三