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auの「Galaxy S6 edge」が700MHz帯に対応

Galaxy S6 edge SCV31

 KDDIは、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「Galaxy S6 edge SCV31」を、700MHz帯に対応させる製品アップデートを公開した。

 「Galaxy S6 edge SCV31」では、今回の更新により、700Mhz帯のFDD-LTE(Band 28)に新たに対応する。auとして初めて700MHz帯に対応したスマートフォンとなる。

 auでは現在、700MHz帯対応の基地局を新潟県の一部と長野県の一部において展開しており、今回の「Galaxy S6 edge SCV31」の対応をもって、サービスの提供が開始される。また、今後発売されるauの2015年夏モデルでは、初期出荷状態で700MHz帯に対応となる見込み。

 700MHz帯に関しては、今後は山形県や三重県での展開が決定しているほか、順次全国に展開し、2020年3月期までに、700MHz帯を使ったLTEでの人口カバー率99.3%を目指すという。LTEのキャリアアグリゲーション(CA)については、700MHz帯は対応していない。今後の対応は未定。

 このほか、タブレットと連携して通知を転送することができる機能「auシェアリンク」にも、新たに対応する。

 更新は端末単体でWi-FiもしくはLTEを利用して行う方法と、パソコンと接続して、ソフトウェア「SmartSwitch」を利用して行う方法がある。端末単体で行う方法はアップデーターのサイズが約147MBで、更新にかかる時間がWi-Fi利用で約8分、LTE利用なら約11分。パソコンを利用する場合、アップデーターのサイズは約3.5GBとなり、更新にかかる時間は約14分。更新後のビルド番号は、「LRX22G.SCV31KDU1AOE1」となる。

石井 徹