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格安SIMのシェア1位はOCN、品質満足度はIIJ、ICT総研が市場調査

 ICT総研は、MVNO事業者による“格安SIM”の市場動向を調査し、結果を明らかにした。シェアや料金・品質の満足度調査のほか、市場規模の予測も行われている。

 調査はインターネット上のアンケート調査で、5月9~10日に実施された。回答者数は格安SIMをスマートフォンで利用する726名。

 ユーザーを調査した結果、利用者数の市場シェアはNTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」が1位で、シェアは17.9%だった。インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJmio」は13.1%、ビッグローブの「BIGLOBE LTE・3G」が8.8%、日本通信の「b-mobile」が6.7%と続いた。これらは、事業者の契約数ではなく、調査による利用者数から推計されている。ICT総研では、ネットワーク運営の定評のあるISP事業者のシェアが高い結果になったと分析している。

出典:ICT総研

 月額料金に対する満足度は、100点満点に換算して、平均が72.1ポイントとなり、別調査の満足度調査と比較しても「非常に高い値」としている。「OCN モバイル ONE」が74.6ポイントで1位になり、ソネットの「So-net PLAY SIM」が2位で73.3ポイント、「BIGLOBE LTE・3G」が3位で72.9ポイントという結果だった。

 通信品質の満足度は、平均が64.5ポイント。1位は「IIJmio」の71.5%、「OCN モバイル ONE」が70.0ポイント、「BIGLOBE LTE・3G」と「So-net PLAY SIM」がそれぞれ66.6ポイントで3位となっている。

出典:ICT総研

格安SIMは2015年末で303万契約と予測

 調査では、MVNOサービスの中でも、MVNO事業者がエンドユーザーと直接契約するSIMカードを「格安SIM」とした上で、2014年末時点で「格安SIM」は241万契約と推計。2015年末には25.7%増の303万契約にまで拡大すると予測している。

出典:ICT総研

太田 亮三