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作成したスタンプを販売できる「LINE Creators Market」登録受付スタート

 LINEは、ユーザーが作ったLINEスタンプを販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」で、クリエイターおよびスタンプの登録受付を全世界で開始した。登録料は無料で販売額は100円。そのうちの半分が作者に分配される。

 LINE Creators Marketは、LINEのトークで使えるスタンプを、LINEユーザーが無料で販売できるプラットフォーム。2月26日の発表以降、専用サイトで登録方法などが案内されており、本日から登録受付を開始した。

 登録後は、スタンプの審査が順次実施され、審査を通過したスタンプは5月以降に「LINE ウェブストア」で販売される。LINE ウェブストアは、パソコンやスマートフォンのブラウザからアクセスできるサイトで、現在は日本・タイ・台湾・インドネシアの4カ国で展開している。今度は展開エリアが拡大される予定。

「LINE Creators Market」スタンプ販売の流れ

 LINE Creators Marketのスタンプは40種類が1セットとなり、100円で販売される。売り上げのうち50%が作者に分配され、その金額から源泉所得税を差し引いた金額が受け取れる。各国により税率は異なる。

 スタンプの審査基準として、画像サイズやテキストの文字数制限のほか、“NGなスタンプ”が定められている。たとえば、性的表現、暴力的表現、ナショナリズムを煽るものなど、公序良俗に反するものは審査に通過しない。またイラストではなく写真を用いたものや、宣伝を目的とした内容のスタンプもNGとなる。LINE Creators Marketの専用サイトでガイドラインが案内されている。

川崎 絵美