auの「IS01」、Androidのバージョンアップを断念


 KDDIは、同社広報部のTwitterアカウントにおいて、Android搭載のスマートブック「IS01」のバージョンアップを行わないことを明らかにした。

 「IS01」は、Android 1.6をカスタマイズしたOSを採用しているシャープ製のスマートブック。製品発表当初より、OSのバージョンアップについては検討中としており、発表時の説明員などは時間はかかるかもしれないが実現したい旨を語っていた。

 今回、KDDIでは、広報部のTwitterアカウントにおいて、ユーザーの質問に回答する形で、「IS01のアップデートについては、検討を重ねましたが、ハードウェア設計値、操作性、パフォーマンス等を考慮した結果、実現は不可能という結果になりました。ご要望に応えられず申し訳ありません」と案内している。

 KDDI広報部によると、バージョンアップしない件について報道発表の予定はなく、現在、周知の方法を含めて検討中としている。店頭での案内についても検討中としている。IS03については、2011年春頃にOSのバージョンアップを行うとしており、2011年3月末~4月上旬で調整中とのこと。

 なお、Android 1.6を搭載し、「IS01」とほぼ同等のハードウェアスペックを採用するNTTドコモの「LYNX SH-10B」のOSバージョンアップについて、NTTドコモでは「未定」としている。

 



(津田 啓夢)

2010/11/16 18:53