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オプテージ、建物内の5G通信設備シェアリングサービスに参入

 オプテージは、携帯電話事業者に向けてビル・商業施設で屋内インフラシェアリングサービスを25日から開始する。これまで電波が届きづらかった建物内などで5G通信が使いやすくなる。

 オプテージが始めるのは「シェアリングDAS」(DAS=Distributed Antenna System)と呼ばれるサービス。携帯電話各社の電波をひとつのアンテナで送受信することで、各事業者はコストを削減しながらエリアを広げられる。直進性の高い5Gの電波は建物内に届きにくく、各社で対策が必要となっている。

 同社では、これまでも携帯電話事業者に電柱などの基地局の設置場所や伝送路を提供しており、今回のシェアリングDASで携帯電話事業者はコスト削減、ビルオーナーは建物内の省スペース化・テナントの満足度向上が見込めるとしている。