【Mobile World Congress 2015】

freetel、蒔絵デザインのハイスペックスマホなどを展示

Windows Phone端末やpriori 2のLTE版なども

freetelブース

 「freetel」ブランドでスマートフォン事業を展開するプラスワン・マーケティングは、初めてMobile World Congressに出展。2月27日に発表したWindows Phone 8.1搭載のスマートフォンなどを展示していた。

 Windows Phone 8.1搭載の端末には「Ninja」という名前が付けられていた。CPUは64bitのクアッドコアで、メモリが1GB、ストレージが8GB。ディスプレイは5インチ、HD解像度。800万画素のアウトカメラと200万画素のインカメラを装備する。

Windows Phone 8.1搭載端末の「Ninja」

 その隣には「priori 2」のLTE対応版「priori 2 LTE」も展示されていた。こちらの基本スペックはpriori 2と同じだが、通信方式としてLTEが新たにサポートされる。展示は無かったが、ブースで配布されている資料にはOSをAndroid 5.0にした「priori 3」も記載されていた。

priori 2 LTE

 このほか、背面に蒔絵をデザインした端末「Samurai」がケース内展示されていた。64bitのオクタコアCPUを搭載し、ディスプレイは5.5インチのフルHD。2GBのメモリ、32GBのストレージを搭載する。OSはAndroid 5.0。1300万画素のアウトカメラと800万画素のインカメラを装備する。バッテリー容量は2300mAh。

 配布資料には、同様に背面に蒔絵をデザインした「Black Knight」という端末の記載もあり、こちらは64bitのクアッドコアCPUを搭載し、ディスプレイは5インチ、HD解像度となる。OSはAndroid 5.0。2GBのメモリ、32GBのストレージ、1300万画素のアウトカメラ、500万画素のインカメラを装備する。バッテリー容量は2300mAh。

 「Samurai」と「Black Knight」の背面のデザインは発売までに変更される可能性もあるとのことだが、それぞれ4万円台、3万円弱と、同等のスペックの他社端末よりも安い価格で販売したいとしている。

蒔絵デザインの「Samurai」
新興国向けには「Android One」の取り扱いも検討しているという

湯野 康隆