本日の一品

冬の乾燥を乗り切る、モバイルな超音波加湿器

軽量で持ち運びできる加湿器「FOGRING」

 これからの時期、美容にも健康にも大敵である「乾燥」。読者諸兄においては様々な対策をとられていることと思うが、モバイルできる乾燥対策はおありだろうか。興味をお持ちなら、「FOGRING」の購入を検討してみてはいかがだろうか。

 「FOGRING」は小型の超音波型加湿器だ。本体は見た目も大きさも小さなドーナツほどのサイズで、重さ30gと軽量なボディは鞄の中でスペースをとることもない。本体上面のタッチセンサーで、電源のオン/オフ、運転時間(4時間/8時間)の切り替えをするという、シンプルな構成になっている。

 通常の加湿器に付いている水のタンクが、「FOGRING」にはない。どのように加湿するのかというと、コップやマグカップなどに水を入れ、その上に本体を浮かべて使用する。電源を入れて水に浮かべると、すぐに超音波でミストになった水が噴出される。上面の噴出口に水滴が入ってしまうとうまく出てこなくなるが、ちょっと水を切るだけですぐに復活する。コップの水が減ると本体も下に降りていくが、ケーブルは1.5mと長めなので、コップに水が残っていれば動作が止まる心配もない。

水タンクは付いておらず、コップやマグカップに浮かべて使用する

 本体が小さいので消費電力も小さく、汎用のUSBから電源供給できるので、自宅やオフィスでの使用はもちろん、ホテルなど出先でも手軽に利用できる。USBのジェンダーチェンジャー(USB-AオスからMicro-Bメスへ変換)がついているので、スマホ用充電器も転用可能だ。また、USB出力のポータブルバッテリーでも十分動作するので、利用できる場面は多岐にわたるだろう。

噴出の具合。サイズは小さいが結構な勢いで噴出する
USBケーブルを巻き取れるケースがついている。コップがないときは、ケースのフタに水を入れて使用できる

 ただし、本体サイズが小さいこともあり、加湿できる能力もそれなりだ。オフィスの自席など、限られた空間のみ加湿できる程度と考えた方がよい。とはいえ、冬の乾燥期にはもちろん、春先の花粉の時期にも威力を発揮してくれそうな一品だ。乾燥や花粉にお悩みであれば、鞄に一つ忍ばせてみてはいかがだろうか。

製品名販売元購入価格
FOGRINGYO-KO3150円

ナカムラ